高校生のための進路便り7◆青木さん(64)定期試験を受ける 2008/3/28 金曜日
こんにちは。
進路部長のShimaです。
高校は今
春休みです。
なんか好きですね。
この新学期がはじまる感じ。
さて、
今回のテーマは
「青木さん(67)定期試験を受ける」です。
実は私
今の普通科高校に勤める前は
「夜間定時制高校」に勤めてました。
「ヤカンテイジ?」
って感じでしょうが、
映画で言うと
山田洋二監督の
「学校」が
一番
その雰囲気を
表していますね。
10代がいて
20代がいて
30代がいて
40代がいて
50代がいて
60代がいる。
まるで
昔の家族みたいな
そんな学校です。
そして
そこに
青木さんはいました。
私の記憶によると
入学当時
64歳の生徒でした。
戦時中の喧騒のなか
高校に通えなかった
ということで
国鉄(現JR)を
退職した後
テイジの門を叩いたのです。
私たち若い教員は
青木さんのことを
敬意を表して
ずっと
「青木さん」と
さん付けで
呼んでいました。
青木さんが
高校2年生のときだったでしょうか。
試験の当日に
青木さんから電話が
かかってきました。
担任の
内海先生(24)が
電話に出ます。
青木さん:先生試験休みませてもらえないだろうか?
内海先生:えっ?どうしたの?具合でも悪いの?
青木さん:そうなのさ。
内海先生:でも・・・今日試験だからなぁー。なんとか来れないかい?
青木さん:でも・・・
内海先生:どうしたのさ?
青木さん:あのぉ~
内海先生:試験だからね、青木さん。ちゃんとした理由がないと、0点になっちゃうんだから。理由を教えてくれる?
青木さん:ん~実は・・・
内海先生:実は・・・?
青木さん:口が渇くのさ・・・
内海先生:えっ!?ナニ?
青木さん:口が渇くの・・・
内海先生:(無言及び絶句)
青木さん:先生、口が渇くのさ・・・
(内海先生電話口より振り返り、教務部長に相談。「青木さん、口が渇くから試験休みたいって言ってるんですけど、OKですか?」教務部長曰く「駄目にきまってるだろ!!(怒)」というわけで説得続行・・・。)
内海先生:あのねぇ。青木さん・・・口が渇くは試験を休む正当な理由にはならなんだって。出て来れないかい?(あくまでソフトに)
青木さん:でも、口渇くから・・・
内海先生:だから、理由にならないんだってば(イラ)
青木さん:口渇くんだわ・・・
内海先生:ん~(イライラ)だったら、机の上にペットボトル置いて試験受けていいから(イラ)
青木さん:あ~、でも口渇くし・・・
内海先生:駄目ったらダメぇ~!!(怒)家まで迎えに行くよ!!(キレ気味)もう・・・頼むよぉ・・・青木さん(泣き気味)
青木さん:はい。行きます(意気消沈)
内海先生:(はぁ~といいつつ受話器置く)
ということが
ありました。
ところで、
皆さんは
青木さんが
試験を休みたかった
本当の理由がわかりますか?
本当の理由それは・・・
「試験ができなかったら
恥ずかしいから・・・」です・・・。
青木さんは
ご高齢ですから
記憶力の衰えから
なかなか
試験でよい点数が
取れません。
もちろん
我々若い教員が
そのせいで
青木さんを
責めたり
バカにしたりすることは
絶対にありませんし、
まわりの生徒だって
絶対にそんなことは
言いません。
ですが・・・
青木さんにだって
プライドがあるんです。
40年間
真面目に旧国鉄で
働いてきたプライドが。
なのに
10代の子どもたちに
負けるのが嫌なんです。
それで、
試験が休みたいと
なったわけです。
しかも
青木さんは
超~真面目ですから、
高校生なら
フツーにやる(?)仮病
を装うことが
できません。
風邪を引いたとか
腹痛がするとか
テキトーなことを言って
ごまかすことが
できません。
そこで
苦し紛れに
「口が渇くから」
と言ったのだと思います。
やっぱり
いいな~
青木さん。
と
あれから
10年は経ちましたが
いまだに
私は思います。
さて、
今回の結論ですが・・・
そんなものはありません(笑)
「そんな青木さんがいた」と
そういうことでいいじゃないですか。
ではまた。
Shima
*以上の内容は「ミニまぐ」http://m.mag2.jp/pc/m/M0080803.htmlで
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青木さんシリーズ楽しみにしてまぁっすwww(●´艸`●)
メルマガ登録しました~♪♪
頑張って書いてくださいー☆☆
こんばんはwww
そっちは、どうですか??
こっちは、少し寂しくなりました★
忙しくて
毎日てんやわんやです。